最近、近隣で、以下の蛾の死体に出会った。
特徴的なフサフサの触角と中途半端な大きさから、ドクガの仲間の予感はしていた。調べたところ、ネット上で、スゲオオドクガとして紹介されている蛾に似ていると思った。
大きさは、前翅長で17ミリぐらいだったと思う。
さて、ここで、この蛾の幼虫は、小川沿いのヨシとかに居るところの写真と共に、過去に投稿済みだった確かな記憶があったので、自らのブログの投稿を見返してみた。
すると、スゲオオドクガという名ではなく、スゲドクガという名で既に、やはり投稿があった。しかも、幼虫のみならず成虫の写真もアップしていた。(成虫の紹介をしていたのは、完全に忘れていた。)
しかし、その成虫の写真が、今回投稿しているスゲオオドクガと思われる蛾の写真と明らかに違う雰囲気なのである。同一種に対して、種名にオオを付けるか否かの人達が存在するというだけでは済まないようである。
大きさ的には、私が数ヶ月前にスゲドクガとして投稿した蛾の方が、今回投稿しているスゲオオドクガと言われている蛾よりも大きい記憶がある。今回の、スゲオオドクガは、触角が立派で雄と思われるが、概して雌より小さい雄にしても大きい蛾には思えない。
ネット上のスゲオオドクガとスゲドクガの記事は、スゲオオドクガの比率が多いので、私をはじめ、スゲドクガとして紹介している蛾は、他の蛾(例えば、キアシドクガ)を取り違えている可能性もなきにしもあらず。
ちょっと、今後、このスゲオオドクガ、スゲドクガに関しては、要観察続行というところであろう。か。