二日目に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、全翅長15ミリぐらいだったであろうか。
イラガ科の蛾だろうなとの予測はつき調べたところ、イラガの成虫だと分かった。
それなら投稿済みであろうと、過去の投稿を調べると、イラガの幼虫の投稿はあったものの、成虫の投稿は未投稿のようであった。
幼虫の食草は、柿に始まり幅広い。
イラガの生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、ロシア沿海州、朝鮮半島、中国東部全般に生息しているようである。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
二日目に、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、全翅長15ミリぐらいだったであろうか。
イラガ科の蛾だろうなとの予測はつき調べたところ、イラガの成虫だと分かった。
それなら投稿済みであろうと、過去の投稿を調べると、イラガの幼虫の投稿はあったものの、成虫の投稿は未投稿のようであった。
幼虫の食草は、柿に始まり幅広い。
イラガの生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、ロシア沿海州、朝鮮半島、中国東部全般に生息しているようである。
二日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
とても小さかった印象である。大きさは、開張13ミリ行かないぐらいだった。
触角を背負っていて、この雰囲気だとツトガ科の蛾であろうとの予測はついたが、ツトガ科の蛾の中でも小さい方だと感じた。
種名はと言うと、アトモンミズメイガである。
そして、ノメイガ亜科に属する蛾と思いそうになった時に、ミズメイガ亜科という亜科が存在する事を知った。元々は、N. blandialis(WALKER)としてアジアに広く分布している蛾として認識されていたが、更に細分化され、スリランカをタイプ・オリジナルとする種とは枝分かれしたようである。
幼虫の食草は、ツボミゴケとのことである。早速、ツボミゴケってどんなコケだろう調べるが、いまいち「あれかー」と言う風には繋がらなかった。
また、ミズメイガの仲間ではあるが、幼虫は水棲ではなく、本種は陸生である。なお、日本にいるミズメイガの仲間では、一番北にまで進出できている種のようでもある。
これからの季節、近隣では、マダラミズメイガという蛾が、よく見られるようになってくる。
このカタツムリは、開けた場所でも、湿度が保てそうな深めの薮や傾斜地で水が染み出しそうな場所の草むら等にいるカタツムリである。
寿命は、3年ぐらいらしく、大きく育つと殻径17ミリまで育っているように思う。近隣で出会う大概の個体は、殻径10ミリ前後だと思うが……。
そして、このカタツムリに出合いながら気がついてきた事は、幾つかの外見(殻の紋様)的特徴のパターンが存在し、オナジマイマイが生息している場所場所によって、そのパターンの比率が変わってくるというものである。
ウキペディアの記載も参考にしながら、先ずは、どういうパターンが主に存在しているかを以下に、写真付きで紹介していく。(全て、半径5メートルぐらいの狭い場所にいた殻径13ミリ前後のオナジマイマイ達である。)
続いて、帯が無く黄色っぽく見えるタイプ。
この場所から数百メートルぐらい離れた場所の、その例がわかりやすい個体の写真を以下に。
他に、帯が無く、もっと濃いめの褐色に近い個体達を以下に。
より褐色の強いものだと、以下のようなのもいる。(多少、帯のようなものも見える。)
以上のような感じなのだが、この場所は、色々なパターンが揃う場所だが、場所によっては、どれか一パターンに偏っているケースが多い気がする。そして、色素が薄いパターンが多いと、所謂、国内外来種的扱いのコハクオナジマイマイとして注目される時があるが、オナジマイマイの色素が薄いパターン達なのではと分析しているケースが多い。
一応、ウキペディアには、帯が有る無しは、ある方が優性で、殻の色が白黄色か褐色かは、白黄色の方が優性と書かれていた。これから考えると、遺伝の法則で、ゆくゆくは、どんどん帯があって色が薄めの個体の比率が高くなって来る気がするのだが……現実は、どうなのであろうか。
ところで、このオナジマイマイBradybaena similaris (Férussac,1822)の分布を眺めるととても面白い傾向があって、ユーラシア大陸、オセアニア大陸、南北アメリカ大陸の東岸に分布が集中しているのである。一応、アフリカ大陸も、少し離れたマダガスカルを東岸と考えるなら東岸に……。
オナジマイマイの基本産地は、インドネシアのティモール島と言われているが、どうもオナジマイマイの世界分布分布を眺めるとサトウキビの栽培技術の伝播に伴い拡がって行っているように、個人的には見えるのだが……。そして、これを加速させたのは、18世紀の大航海時代のような気がする。サトウキビの起源も、ニューギニア辺りにあると言われている。
また、興味深かったのは、海外のオナジマイマイの写真は、褐色型のものが殆どの気がする。ゆえに、コハクオナジマイマイが、日本固有種というのも、あながち根拠がないものとは思えなくなる。
ところで、オナジマイマイのオナジって、どういう意味を含蓄しているのであろうか?