ネグロマイコガ 成虫 Stathmopoda dorsioculella (Terada, 2014)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長8ミリ弱ぐらいあり、おまけに毛束がいっぱい付いた後脚(?)を横に大きく広げているので、決して凄い小さな蛾には映らない。

種名は、調べたところ、ネグロマイコガかと思われる。

殆ど情報のない蛾の一派であり、このネグロマイコガも、学名の登録年から分かるように、2014年に分類し直され新種扱いになった蛾のようである。

分布は、本州以南……奄美大島辺りまで生息しているのは確認されている。海外の方は、ちょっと分からなかったが、ニセマイコガ科の蛾自体は、日本以外にも広く分布している蛾のようである。

幼虫の食草は不明だが、同科のキイロオビマイコガStathmopoda pedella(Linnaeus,1761)は、秋に現れ、ハンノキ属の未熟な果実の種子を食べる事が知られているので、もしかしたら、似たような形態を持っている可能性はある。