この蝶は、近隣で時々見かける。モンシロチョウのように一帯を複数で乱舞しているというよりは、なんとなく単独でいるところを、よく見かける気がする。
大きさは、モンシロチョウより少し大きいぐらいで、決して小さい気はしない。
翅を広げて翅表の方が写る写真を以下に。
飛翔している時に見える翅表の紋様も、ほっこりさせてくれる可愛らしさがある。
さて、種名はと言うと、モンキチョウである。
上の学名における生息範囲は、遠くヨーロッパ東部より中央アジアを経て、極東の台湾や日本までいるらしい。南の方へは、アフリカ大陸のエチオピアやソマリアまで。所謂、動物地理学的に旧北区に拡がっているようである。
一応、日本にいるものは、Colias erate poliographus (Motschulsky,1860)
という亜種として捉えられているようである。3月から11月ぐらいまで見れるチョウで、年2化している。
このモンキチョウの幼虫の食草は、マメ科の植物という事で、ムラサキウマゴヤシ(アカツメクサ)からシロツメクサからハギの類まで広範囲に食べれるとのことである。
ちなみに、白いモンキチョウというものも、たまに見ることが出来るが、モンキチョウの雌には、黄色いのと白いのと2タイプがあるとの記事を読んだ事がある。白いモンキチョウの投稿も、続けてしてみようと思う。
“モンキチョウ 成虫 Colias erate
(Esper, 1805)” への1件の返信