先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
明らかに初見の蛾であったので、少し興奮しながら、良い写真が撮れるようにと慎重に近付いたのだが、接写する前に逃げられてしまった。
辛うじて、かなり遠目に撮っていた写真が一枚だけあったが、以下の写真である。
大きさは、前翅長18ミリぐらい。
種名は、アカモンナミシャク。とにかく、全体的な緑色が美しいナミシャクであった。
幼虫の食草は、ブナ科のシラカシ等とのことである。
生息分布の方は、国内は、本州以南……九州までの生息。なんとなく、太平洋岸に生息域が偏っている気がした。海外には生息していない日本固有種と紹介している方もいたが、もしそうなら、もっと良い写真が撮りたかったものである。
春先に現れる蛾とのことだが、今は、もう4月も半ばに入りつつある。次は、いつ出会えることやら………。ちゃんとした写真を撮る前に逃げられてしまったのが、何とも悔やまれる。
“アカモンナミシャク Trichopterigia costipunctaria (Leech, 1897)” への1件の返信