カガリビコモリグモ Arctosa depectinata (Bösenberg & Strand, 1906)

だいぶ時が経ってしまったが、3月の終わりに自宅庭で写真に撮っていた小さなクモの名前が判明したので、投稿してみる事にする。

種名は、カガリビコモリグモ。

種名の由来は、腹部上面に赤い縦条(ライン)が見えることから来ているのだが、上の写真の個体も、目を凝らして見ると、薄っすらと濃い赤い色合いを見てとれる。

上の個体の雌雄が、私には分からないのだが、大きさは、どちらにせよ、体長5ミリぐらいのクモである。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、ちょっと調べただけでは、分からなかった。

ただ、このカガリビコモリグモの情報は、ネット上には、思いの外少なかった気がする。そんな蜘蛛に、自宅の庭で出会えるのは、幸せなことかもしれない。

コメントを残す