ニッポンマイマイ

昨日、仕事のお昼休みに、森を散策。目的は、カタツムリを見つける事。

多分なんか新しいカタツムリに出会いそうとの勘と希望で、森の中を歩くのだが、運が良い事に、意外と直ぐに巡り会えた。大きな切り株周りを見ていたら、こんなカタツムリが転がっていた。這い回ってはいなかった。(このカタツムリを家で観察していて気がついた事だが、振動に敏感で、一瞬で殻の中に潜ってしまう気がする。そして、直ぐには出て来ないような気もする)

人生初見だと思うカタツムリ。比較的サイズは大きめで2センチぐらいはある。殻も頑丈で硬い感じ。

このカタツムリが、近隣で最近見つけ始めた色々な種類のカタツムリ達と大きく違うのは、殻高が有る事と巻きの数も6巻ぐらいとよく見かけるカタツムリ達より多い。

ネットで検索した結果、ニッポンマイマイという種類が有力というか、多分、ニッポンマイマイという種の系統で有ることは間違いないと思う。

今回のこのニッポンマイマイと思われるカタツムリとの出会いからの大きな収穫は、このニッポンマイマイと思われるカタツムリの見つけ方が、有る程度の確証を持って分かった事である。今回は、カタツムリを見つける目的で森を歩いて発見できたが、多分カタツムリを意識してないと、木の実が落ちてるぐらいで素通りしてしまったと思われる。

今回、同じ切り株周りには、大きく育ったチャコウラナメクジとオオミスジコウガイビルも居た。私が気になったのは、オオミスジコウガイビルも、大きく育ったナメクジやカタツムリのことは捕食出来ないのかなとの疑問が生まれた。同時に、カタツムリや貝類の殻の役目って、捕食され難くなる為にも存在してないかとの好奇心の芽が芽生え始めたのも事実だった。

ちなみに、今回、ニッポンマイマイと思われるカタツムリを発見した場所から半径500メートル以内の範囲で、私は、明らかに形態の異なるカタツムリの仲間を5種類発見している。それぞれが、違う環境下に生息していたが、現実には、まだ私が出会っていないカタツムリ達も、この狭い範囲内に、まだまだ棲息しているものと思われる。

カタツムリって、意外と見つけ始めるとハマるね。


2019年10月5日追記

我家で飼育中だったニッポンマイマイが産卵しました。産卵時の写真や記事はこちら

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