テントウムシの投稿が続いているが、良い機会なので、もう一種、テントウムシの投稿をする。
今からちょうど3年ほど前の2016年の11月に、自宅の庭で撮っていたテントウムシの写真を投稿する事にする。
ナミテントウだと思う。集団で越冬するのか、結構な数が家の樋(トイ)周りに居たのを覚えている。
このナミテントウの紋様は、個体差がとても有るらしく、この時も、これが同じ仲間なのかと疑いたくなるほど、個体差には変異があった。以下に、同種と思われるが、背中の紋様がかなり違う2個体の写真を載せておく。
因みに、ナミテントウの紋様は、メンデルの法則によって遺伝していくみたいである。そして、この多様な紋様の出現は、パニア遺伝子というものが関係しているとのことだが、同じパニア遺伝子を持つナナホシテントウが、これほどまでには紋様の多様性が現れない事を考えると、似たような種類によっても、遺伝子の複雑な絡み合い方には、差があるという事なのであろうか。
とにかく、昆虫の世界を眺めていると、紋様の個体差が大きい種とそうでないと種がいる事には気付かされる。
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