クロモンサシガメ

昨日、庭の清掃中に発見。一瞬、我が家の周りの自然界で今時分…旬の腕っ節の強そうなハグロケバエの雌かと思ったが、なんか違う。

現場で観察した時もサシガメの仲間であろうとの推測はたったが、やはりサシガメの仲間であった。名前は、クロモンサシガメ。

ネット上には、クロサシガメという種類も居たが、クロサシガメの方は、体長13ミリぐらいまでのサイズで翅が生えているとの事であった。この写真の個体は、見た時に小さい印象は抱かなかった。20ミリ弱ぐらいあった気がする。

あと、このクロモンサシガメを調べていて、翅が退化しており、もっぱら地表性という事実が印象に残った。

気になって、急いで、めぼしい他のサシガメの翅は生えているのかチェックしたところ、生えてる種が多かった。

こうして、クロモンサシガメは、アカシマサシガメアカサシガメに続き、私の意識に留まった3種目のサシガメとなった。

まだまだ見つけるぞ。私的未知サシガメ種達を。

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追記

投稿をしてすぐに、短翅型だけでなく長翅型も存在する事を知る事になる。(実際に写真を見た)

キボシアオゴミムシ

昨日、庭の清掃中に見つけた。芝生のエッジの雑草を抜こうと思ったら、突然走り出して来た。

自然状態で写真になんか絶対に撮れないと思ったので、素手で捕まえた。(庭の草をむしりまくっていたため、指がめちゃくちゃ汚い事をお許し頂きたい。)

最近、少しづつゴミムシの仲間に詳しくなってきていて、直ぐに初見のゴミムシである事は分かったが、果たして名前は?

そして、調べ始めて、問題が浮上してきた。そっくりな種に、キボシアオゴミムシという種とアトボシアオゴミムシという種が居る事が判明した。どちらも似過ぎている。サイズは、若干、アトボシアオゴミムシの方が大きいみたいだが、あとは、アトボシの方の翅の黄点の方が波打ちが激しいみたいのが書いてあったが、どちらも小さな差異過ぎる。

では、なぜタイトルをキボシアオゴミムシにしたかと言うと、キボシアオゴミムシの頭部➕背胸部は、赤銅色が強いと書いてあった。一方、アトボシアオゴミムシの頭部➕背胸部は、緑〜緑銅色の雰囲気が強いとも書いてあった。

私が見つけた個体は、写真でも分かる様に、赤銅色が強く出ていた。キボシアオゴミムシにした理由は、唯一その点においてのみである。

クロボシツツハムシ

昨日、庭の清掃中に発見。

なんとなくテントウムシの仲間では無さそうな気がしたが、調べてみると、直ぐにハムシの仲間で、クロボシツツハムシという名前が判る。

ツツハムシの名前の由来は、二説あって、一つは単純に身体が筒状に見えるところ。確かにテントウムシと比べるとちょっと長い。もう一つの説は、幼虫が自らの糞で作った筒状の巣みたいな物の中で過ごして成長する習性から来ているとのことである。

ところで、このクロボシツツハムシの紋様は、一瞬ナナホシテントウに似ていると感じる方も多いと思うが、ナナホシテントウに擬態しているとのことである。擬態の目的は、本来ナナホシテントウは食べると苦い虫であり、他の捕食者達(類はどこまで及ぶんであろう)に食べられない利点を真似ようと獲得した結果とのことである。

ここで、私は、初めて、ナナホシテントウが苦かくて、あまり捕食されないという事実を知った。過去にうちの軒上にいた蜘蛛(ナガコガネグモだったと思われる)が、ナミテントウを食べてる瞬間を見た事があるが、やはり苦いのはナナホシテントウだけなのであろうか。

さて、長い年月の遺伝の過程で、こうした擬態のシステムが生まれるのは、パッと昆虫界では他にも例を多数見つけれるが、どれぐらいの期間で外見が進化するのであろうとの好奇心が湧く。

ひとりの人間の短い寿命の中では、もしくは数世代の連係した研究では、進化中に気付けていないだけで、進化中の動植物達っていっぱいいるんだろうなぁ。