これも、休憩中の車窓から植栽を眺めていた時に見つけた昆虫である。実際のところは、他の昆虫を見つけて、写真に撮ろうと近寄った時に、直ぐ側で偶然見つけた感じである。
名前は、直ぐにスカシヘリカメムシと判明。名前のスカシのところは、漢字で書くと透かしで、翅が透けているところから来ていると思われる。
大きさは、8ミリぐらいだったと思うが、これはこのスカシヘリカメムシの体長として報告されているサイズと合致する。
ちなみに、同じヒメヘリカメムシ科のアカヒメヘリカメムシもそうだが、今のところヒメとは名前に付くカメムシに凄い小さい印象は抱けていない。ヒメという言葉の本来の語源も、もう一度確認してみようと思ったりしている最近である。どちらも、しゃがんでの目視でカメムシの仲間である事は、直ぐに分かる。(視力にも因るんだろうが……)
このカメムシの食草は、イネ科との事である。
最後に、余談だが、私がこれまでに見たカメムシで、一番小さいなと思うのは、カメムシの科が違うが、ムラサキシラホシカメムシかなと感じる。