トビモンオオエダシャク 幼虫

休憩中の車窓から、植栽のノフジ(ヤマフジ)に、灰褐色のシャクガの幼虫(尺取虫)が居るのが見えた。

車を降りて写真に撮る。揺れる藤の蔦の上ではピントが合わず、地面に降りてもらった。

さて、一瞬で特徴として、ツノがある事に気がつく。

“ツノがあるシャクガの幼虫“でネット検索したら、思いの外、多くの種類はヒットして来ない。

このトビモンオオエダシャクとリンゴツノエダシャクという種ぐらいしかヒットして来なかった。そして、リンゴツノエダシャクのツノの意味合いは、幼虫に明らかなツノがあるという事でのツノではなさそうな感じである。

となると、上の写真の幼虫はトビモンオオエダシャクの幼虫と考えたいのであるが、どうなのであろう?

一応、トビモンオオエダシャクの幼虫の特徴を挙げておくなら、幼虫期間も長く最終的には、80〜90ミリといった長さまで大きく成長するようである。写真の個体は、定規で測ったところ、35ミリ程度であった。

また、顔に特徴を見出せそうな気がして、掌に乗せて顔側から写真を何枚か写したが、どうも鮮明な写真が撮れなかった。同時に、触感は硬く、危険を感じると見た目の擬態だけでなく、感触も木の枝みたいに硬くなるのかと感じた。

そして、不鮮明な写真を見ながらではあるが、やはりトビモンオオエダシャクの幼虫の顔に近いと思う自分は居た。

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