昨晩、家のテラスに逆さまになっているコガネムシらしき昆虫を発見。大きさは、15ミリ弱ぐらい。
ただ、とても印象に残ったのは、その腹部の色合いだった。コガネムシの仲間にありがちな緑や緑光沢や茶色とは違い、クリーム色だった。そして腹筋みたいな形で、黒っぽい筋がボンヤリと見えた。
背面が見たくて、ひっくり返そうと手に取ると、まだ生きていた。そこで、光量の安定した室内に持ち込み写真に撮ってみた。
随分、不思議な色合いのコガネムシだと思ったが、インターネットで調べてみたら、サクラコガネという種に行き着いた。
ネット上には、同じような上翅が緑っぽくて、胸背部がクリーム色まじりの同じような写真が結構ヒットしてきた。この写真では、そのクリーム色の部分が、少し赤みを帯びてしまっているが、実際の見た目では、もっと白っぽいクリーム色だった。
そしてクリーム色が着色されているというよりはスケルトンの殻をまとっているようなイメージのコガネムシだった。
成虫は、広く広葉樹の葉を食べ、幼虫は、おそらく土中で育ってくるんだと思われる。
今のところ、このコガネムシと出会ったのは初めての気がする。
出会いたかったというか、色々なコガネムシに出会いたい日頃からの願いがあったので、我が家の庭でサクラコガネに出会えたのは、ラッキーだったと思う。
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