アシナガグモ

越冬から目醒めたのか、身体が細い割に脚は長めの蜘蛛を見つける。

そもそも体長で15ミリぐらい有りそうな上に、この長い脚である。結構大きく見える蜘蛛である。

名前は、アシナガグモ。水田とかの水辺近くに多いとのことだが、見かけた場所は、水田からは程遠い。人工的な池なんかは近くにあるが、それらも決して直ぐ横にあるというわけではなく、数100メートルは離れている。

この蜘蛛は、過去にも同じ地区で自らの張った巣の中にいるのを見た事があるが、必ず水辺にいるというわけでもなさそうである。

ただ、写真で気になったのは、まるで蟹の眼のような二つの出っ張りである。最近知ったのだが、これは顎であり、先端に鎌のようなものが収納されているのである。

似たような形状を持つ蜘蛛は多いが、差し当たって、カバキコマチグモなんかも同じような顎を持っていたのが記憶に新しい。

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