素早く動くこいつをアスファルト上で見つけて、なんとか摘んで写真に撮ろうと試みたが、動きが速いのに加えて、小さ過ぎて、なかなか摘めない。
やっとこさ、摘んで写真に撮ったのが以下の一枚である。サイズは7〜8ミリといったところであろうか。
同じ日に、ほぼ同じサイズのニセマルガタゴミムシと思しき種を見つけていたが、そちらと比べると、こちらは全くの光沢感無しである。
この光沢の無い特徴から考えて、上の写真の個体は、コマルガタゴミムシであろうと結論づけてみた。正解である事を願っている。
さて、このコマルガタゴミムシが歩いていた場所は、結構自然の中に近い環境であった。一方で、ニセマルガタゴミムシと思しき小甲虫が居た場所は、建物とかに囲まれる少し人口的なスペースであった。
今後は、こうしたマルガタゴミムシの仲間達に好みの環境や棲み分けがされているのか等も、注目していってみようと思う。