ガザミグモ

先ほど、我家の外灯下に来ていた蜘蛛である。

壁の高いところをゆっくりと歩くシルエットを見て、直ぐにカニグモの仲間である事は分かったが、これまで出会ったカニグモ達より、心なしか大きいように感じた。

調べたところ、ガザミグモという種に行き着いた。そして、確かに、カニグモの仲間では、大きい種のようである。

我家の壁を歩いていたガザミグモは、随分と暗い色をしているが、色彩の方は個体変異が多いようである。また、オスはメスよりも全然小さいとの事である。

ちなみに、カニグモ達を見ていて気になる事が出て来たのだが、それは、カニグモって素早く動けるのかなという点である。なんか、長く重そうな腕が、動作を鈍くしているような気がするのだが………。

どうなんだろう?

マダラキヨトウ 成虫

この蛾も、先ほど我家の外灯下に来ていた蛾である。

クロシタキヨトウと迷ったが、マダラキヨトウだと思う。根拠は、クロシタキヨトウのクロシタ(黒下)の意味は、下の翅が黒い(黒っぽい)ところから来ていると思われるが、実際に、その個体を捕まえて下翅の色を見てみたところ、黒っぽいというよりは薄茶色であった。また、外観的にも、小さな点が多く散りばめられていて、マダラ感も持ち合わせている気がする。

大きさの方は、前翅長17ミリぐらいだったと思う。ネット上の情報では、もうちょっと大きい個体もいる蛾のようである。

幼虫の食草は、突き止められていないとの事である。

ケブカナガキベリカスミカメ

最近、近隣の雑木林で、この昆虫に出会った。

最初は、綺麗な紋様のハバチだなと思い、写真に撮ろうとしていた。ただ、その時もハバチにしては、飛んで逃げないなとは思っていた。

写真を見返していると、ハバチというよりも、カメムシのような頭部の気がしてきた。

そして、カメムシの仲間を当たり始めると、比較的直ぐに、ケブカナガカスミカメという種に行き着いた。大きさは、平均6-7ミリとの事だが、私も、現場で7-8ミリと見当を付けていたので、大体合致している。

成虫も幼虫もコナラやミズナラの汁を吸うと書いてあったが、いまいち、どういう光景なのか、ピンと来ていない自分が居る。