昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、前翅長8ミリぐらいだが、止まり方もあるのか、小さく見えるノメイガとの印象。
調べたところ、種名は、トビマダラモンメイガ。
幼虫の食草は、アカネ科のスイカズラ(ヘクソカズラ)とのことである。
生息分布の方は、国内は、本州以南……九州を経て、沖縄含む南西諸島まで。海外の分布は、フタオビノメイガTrichophysetis cretacea(Butler, 1879)と分けて考えなければ、オーストラリア沿岸部やアフリカ大陸のモザンビークやジンバブエ辺りやカナリー諸島なんかからも報告が上がっているようである。また、動物地理区的区分のオセアニア区のニュージーランドからも生息報告が上がっているのは興味深い。何と共に移動していったのか気になる。