シロコナカゲロウ Semidalis aleyrodiformis (Stephens, 1836)

昨晩、我家の外灯下に来ていた極小の昆虫である。

もちろん、肉眼では、白い粒ぐらいにしか認識出来ていなかったが、写真で見てみると、白い粉と、チャタテムシのような雰囲気が印象に残る。

そして、大きさは、この正式種名が分かった後に調べた結果、体長2.5ミリぐらいの昆虫とのことであるが、確かに、私の記憶でも、そんな極小レベルの大きさであったのは覚えている。

そして、種名はと言うと、アミメカゲロウ目コナカゲロウ科のシロコナカゲロウと言う事が分かった。サイズは、グンと小さいが、言われてみれば、ヒメカゲロウの仲間に似ている雰囲気はある。

幼虫は、カイガラムシやアブラムシやハダニの仲間を吸汁してくれるので、植物を大切に育てている人達からすると、益虫であろう。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、あくまでも GBIFへの報告だけ見ると、日本以外は、ヨーロッパの半分ぐらいの国から多くの報告が上がっているようである。ちょっと不思議な分布に感じる。

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