昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、前翅長7-8ミリだった。
一見して、キバガの仲間であろうと思ったが、調べたところ、キバガ科フサキバガ亜科のウスグロキバガという事が判明。
幼虫の食草は、ヨモギという事である。
生息分布の方は、国内は本州以南九州辺りまでが知られている。海外の生息分布は、興味深くて、アジアでは、朝鮮半島やロシア沿海州にいるのは分かるが、ヨーロッパにもいるのである。そして、ヨーロッパ全土というわけではなく、少し偏りがあるのだが、ロシアのバルト海周辺に多く見られているようである。この蛾の拡がりの中で、何が起きたんだろうと気になる。ただロシア以外は、沿岸部での生息情報が多いようには見える。