マダラスズ Dianemobius nigrofasciatus (Matsumura, 1904)

昨晩、我家の外灯下に来ていたコオロギの一種である。

大きさは、後脚の部分があるから大きく見えたけど、厳密には体長7ミリぐらいだったのではないだろうか。

大きさ的に、最初は何かしらのコオロギの幼体なのではとスルーしそうになったが、鳴く虫達の声が目立ち始めた秋突入の季節を考慮すると、十分成体の可能性があると思い、また同時に後脚のまだら紋様が種を特定する際のアドバンテージになる気がしたので、調べてみることにした。

結果は、ヒバリモドキ科ヤチスズ亜科のマダラスズなのではと思った。

直ぐに気になったのは、鳴き声であり、ネット上に出回っている音声データを確認してみたら、ちょっとピンと来る鳴き声ではなかった。

また、少し前に、我家の外灯下でヒバリモドキ科としては、ウスグモスズシバスズの投稿をしているが、それらの種と比べると、触角が短いなと感じた。

このマダラスズの生息範囲は、国内は、北海道から九州近海を経て、南西諸島まで。ただ、最西部の八重山諸島には、ネッタイマダラスズという別種が生息しているとの事である。海外の方は、韓国には生息しているようである。

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