キイロクワハムシ Monolepta pallidula (Baly, 1874)

昨晩、我家の外灯下に来ていた小さな甲虫である。

大きさは、体長で6ミリ弱ぐらいだったと思う。

触角が長いところから、ハムシの仲間なんだろうなと思い、調べたところ、キイロクワハムシという種ではないかとの結論に至った。

元々は、ウスイロウリハムシと呼ばれていた時代があるとの事だが、ウリハムシと似ているとの情報が多かった。ただ、ウリハムシをよく見かける身としては、こちらのキイロクワハムシの方が、色が薄い。ウリハムシの方が、もうちょっと山吹色に濃く、体型もウリハムシの方が、前胸部が細い気がする。

さて、このキイロクワハムシは、クワ科の植物……例えば、コウゾとかイチジクとかの葉を食べることが知られている。

このキイロクワハムシの生息分布の方は、ネット上でズバリの情報が見つけられなかったのだが、生息報告を眺めていくと、国内は、本州、四国、九州には生息しているのが分かる。海外の生息分布の報告は、韓国から多数上がっている。

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