本日、時折、小雨が降る中、近所の里山を一人で散策。数種の昆虫の写真を撮ることが出来た。
そんな一枚が、以下の写真である。
ツユムシだと思う。腹部後端にカギ状の産卵管が見えるから、雌と思われる。よく見ると、後脚も片方失われている。
完全な草食性で、ヨモギやセイタカアワダチソウやアカツメクサ等の柔らかい部分を好んで食べるとの事だが、このツユムシが居た辺りには、その3種の植物は確かに生えていた。
このツユムシの仲間には、数種類居るらしく、私も近隣の市町村で、セスジツユムシなる種類にも出会っている。セスジツユムシの方が、雄の背の色が変わった部分が幅広で、全体的に、ツユムシよりも少しがっしりした印象である。あとは、前脚と中脚が、緑ではなく褐色がかっているという特徴もある。