昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。
蛾の図鑑等でよく目にしていた蛾であったので、実際に出会えて少し心が踊りながらの撮影であった。良い写真が撮れる前に、逃げない事を祈るだけであった。
大きさは、前翅長で15ミリちょっとぐらいであったのではなかろうか。名前はセスジナミシャク。
幼虫の食草は、アケビであろうがミツバアケビであろうが、要はアケビ。アケビなら、近所の林縁にいくらでも生えている。
この蛾の派手な紋様とその位置の意味に関して、ネット上で面白い記事を読んだ。敵の攻撃を急所から遠ざける効果に繋がっているとのことである。ただ、きっと他の効果もあるような予感はする。
ところで、近隣の里山には、アケビの類は無数に自生ししている。しかし、アケビを利用する蛾の幼虫は多そうだが、近隣のアケビの葉が食害されているのに出会った記憶がない。まぁ、実際のところは、気が付いていないだけで、本種のようなアケビ育ちの蛾に利用されてきているのは、今回のセスジナミシャクとの出会いで証明された。