セウスイロハマキ 成虫 Acleris enitescens (Meyrick, 1912)

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長8ミリといったところであろうか。

種名は、あっさりと、セウスイロハマキと判明。幼虫の食草は、バラ科ノイチゴ類とマメ科ハギ類との事である。

日本全土含む東北アジアから東南アジアまで生息している蛾らしい。

ベニスジヒメシャクの一種 PT2 Timandra属

先ほど、ベニスジヒメシャクの一種 part 1として、自分の中で、若干サイズが大きめで、ちょっと日陰な場所にいる気がしているベニスジヒメシャクの一タイプ(一種)の投稿をしたが、今度は、5月に月が変わった前後に見かけていたベニスジヒメシャクの一タイプ(一種)の投稿をしてみようと思う。

5月頭に見かけた個体である。
先週金曜日に見かけた個体である。

こちらのベニスジヒメシャクのタイプは、大きさは、開帳で24-27ミリぐらいで、ヒメシャクに相応しいサイズである。

たまたま、この2個体は、櫛髭状の触角をしている。そして、外縁にハッキリ認識できる縁取りがある。

そして、こちらのタイプのベニスジヒメシャクは、明るい開けた環境下で出会うイメージがある。幼虫の食草は、タデ科のスイバの類やミゾソバなんかじゃないかなと推測している。

そして、秋に同じような環境で見かけるベニスジヒメシャクも、同種なのではと思いたい。なんとなく、ネット上で、コベニスジヒメシャクとして紹介されている種に合致する気はする。

こうやって、少しづつ、ベニスジヒメシャクの正体に近づいて行ければと思う。

ベニスジヒメシャクの一種 PT1 Timandra属

本日、昼休憩中に見かけて、写真に撮った。

ベニスジヒメシャクの一種であるのは一目で分かるが、5月に月が変わる前後、直近では先週金曜日に見かけていたベニスジヒメシャクの一種とは、今回のベニスジヒメシャクは、明らかに別種の気がする。

今回のベニスジヒメシャクは、以下である。

大きさは、開帳で30ミリぐらいだったと思う。

先ず、最近少し前に出会っていたベニスジヒメシャクのタイプ(一種)と違うところは、外横線がグニャグニャして見える点である。この蛾を見かけた場所からそう遠くない場所で少し前まで見かけていたベニスジヒメシャクの一種の方は、その線が、かなり直線的なのが特徴である。

また、少し前に見ていたベニスジヒメシャクの一種の方は、外縁の縁が彩られていた。また、触角も櫛髭状である個体にしか出会わなかった。上の写真の個体は見え辛いが、糸状の触角に見える気がする。

今回、敢えて外見上の差異から種を特定しようとしないで、ベニスジヒメシャクの一種として投稿している理由は、このベニスジヒメシャク達を外見上の見かけだけで判断するのは危険な気がして来たからである。

それらの外見上の特徴を参考にしながら、出現時期や生息環境等を加味しながら、慎重に検討して行った方が、説得力があるように思えてきた。

という視点では、少し前までによく見ていたベニスジヒメシャクの一タイプ(一種)は、明るい環境にいるイメージがある。おそらく、幼虫の食草は、スイバなんかだろうと推察する。

一方、上の写真の個体は、木が覆い繁る茂みの縁にいた。スイバなんかありそうもない他の雑木林でも、ベニスジヒメシャクの一種には出くわす事がある。

こうした様々な自然条件を加味しながら、今後は、これらのベニスジヒメシャク達に、のんびりで良いので、自分なりの考察を与えて行ければと考えている。

なんとなくだけど、サイズや外見的雰囲気から、上の写真の個体が、ネット上でフトスジベニヒメシャクやウスベニスジヒメシャクと紹介されているベニスジヒメシャクのタイプ達に近い気はして来ている。それら、2種の幼虫の食草は、タデ科のミズヒキ、イヌタデ、ミゾソバと書かれている記事が多かったが、私が、上の写真のようなタイプのベニスジヒメシャクが居そうな場所としてイメージしている環境には、確かにミズヒキ、ハナタデは確実に生えていそうな気がする。