ヤセウツボ Orobanche minor
James Edward Smith

この植物は、近隣でたまに(よく?)見かける。

右側の方の少し気味の悪い奴である。

私が見る限り、ムラサキツメクサの間から生えてきている現場が殆どなので、最近までは、ムラサキツメクサの一部だと思っていた。正直、ムラサキツメクサって、気持ち悪い花茎を伸ばすなぁといった具合にである。

しかし、つい最近、この得体の知れない物体が、葉緑素を持たないヤセウツボという名の寄生植物である事を知った。

マメ科やキク科に寄生するらしいが、私が近隣で見かける限り、マメ科のムラサキツメクサに寄生しているのが殆どの気がする。

そして、外来生物であり、原産は地中海沿岸地方で、日本での初確認は、1937年、千葉県においてとの事である。

特手外来生物法の時代は、要注意外来生物に指定されていたようだが、生態系被害防止対策法による現在、このヤセウツボがなんらかの対策種に入っているのかは、リストを見ても分からなかった。

アカバネツヤクチキムシ Hymenalia rufipennis

昨日、我家の玄関横で見かけ、写真に撮っていた。思いの外、写真の写りが良くなくて、少しがっかりしている。

先ず最初に、珍しい翅の色のハムシがいるもんだとの印象を持った。

出かける寸前だったので、正直、正確なサイズを記憶に留め忘れたが、ハムシと間違えるぐらいなので、サイズは小さく、平均体長5ミリぐらいの甲虫であるという一般的な情報通りだったと思いたい。

樹葉上で活動するクチキムシの仲間であり、葉っぱをバサバサすると落ちてくるらしいが、私は初めて見た気がする。(そして、確かに、昨日、葉っぱをバサバサというか、結構大きなった庭の木を、芝生エリアに陽がさすように大分すかしはしている。)

写真が鮮明なら、クチキムシが属するゴミムシダマシ科の甲虫特有の頭部に上に向いて付いている特徴的な複眼が写ったであろうにと、やはり写真の出来が悔やまれる。