オスグロトモエ 成虫 春型Spirama retorta (Clerck, 1759)

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長30ミリぐらいあった。蛾達の平均サイズからすると、結構大きな蛾に思える。

種名は、オスグロトモエ。春型は、雌雄による紋様の変化が乏しく、殆ど差がないようである。一応、オスの方が黒っぽいから、オスグロトモエとは言うようである。

ちなみに、7月ごろから現れ始める夏型は、雄の巴紋様が目立ち、雌雄の区別は簡単らしい。

幼虫は、マメ科のアカシアやネムノキを好むようである。

生息分布の方は、国内は、本州以南………対馬含む九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島、台湾、中国東岸、中国長江流域、フィリピン、インドシナ半島、インド南部を中心に全域で確認されているようである。こうなって来ると、トモエガ亜科の他の蛾達との棲み分けが気になるようになって来た。

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