ササグモ

数日前に、近隣の草はらで写真に撮っていた蜘蛛である。

基本的に、蜘蛛は種によっては紋様の変異も大きく、種を同定するのに難しさを感じていてスルーすることが多いのだが、この日、この蜘蛛の写真は撮っていた。

そして、意外と簡単に種が判明した。名前は、ササグモというらしい。

また、この写真の個体は、雄である事が分かった。雌の方は、頭部よりも腹部の方が大くて、結果、腹部背側の紋様が目立つ感じである。

この蜘蛛は巣を張らずに、葉の上を歩き廻り、かなりの敏捷な動きで、小昆虫を捉えてくれるようである。

この習性から、農業害虫退治には使えそうな蜘蛛である。実際に、過去に導入した例が、日本にもあるとウキペディアには書かれていた。

今後、この蜘蛛がいる環境下では、どんな小さな生態系が維持されているのか、ちょこちょこ観察していこうと思った。

“ササグモ” への1件の返信

コメントを残す