マルバハギ

最近、近隣の雑木林の林縁で見かけた。

局所同所的に、ヤブハギ、種不明のハギ(花期が来ていないヌスビトハギ?)といったいった異なるハギの仲間が共生している場所での遭遇であった。

丈で2メートル近くあり、茎も木質化しており、低木に含めれる部類である。

とにかく、現場での印象は、葉柄が殆ど無い丸い葉っぱが、強く脳裏に焼きついていた。

この情報と合致するのが、マルバハギである。まさに、読んで字の如くである。

また一つハギの名前を覚えることが出来た1日となった。

それにしても、ハギの仲間って、思ったより種類が沢山あるのに気が付き始めた。

カゼクサ

名前は、カゼクサ。

夏になる前ごろから、交差点のアスファルトの割れ目や幅員の大きな道路の中央分離帯のアスファルトの隙間から生えてくるこの大型の多年草が視界に入るようになってくる。

この写真もそうだが、やはり歩道(交差点近く)のアスファルトの隙間から生えてきている。

逆にこのカゼクサが、人工的な場所では無い自然豊かな土壌で群生しているのを見た記憶が、パッと思い出せないぐらいである。

似た仲間に、小型のニワホコリという植物もあるが、こちらは乾き気味の砂利道やグランドなど、もうちょっと自然に近い環境の中で見かけることができるのだが……

どうして、このカゼクサが、そうした偏った環境を好むというか、棲み分けしているのかの理由が、必ずあるはずである。いつの日か、真実に近づいてみたい。