アヤヘリハネナガウンカ

数日前に家の外灯周りに、この得体の知れない昆虫が止まっていた。

背景の白い壁に影が映ってしまって見にくいが、大きさはどれぐらいだったんだろう。

凄く小さくはなかった印象だが、数日前の記憶を呼び戻せない。という事で、同じ種の他の方々の紹介記事達のサイズを参考にさせて貰うと、身体の部分が5ミリぐらいで、翅は片側で15ミリぐらいあるとの事である。要するに、横に3センチぐらいの昆虫なのである。

種名の紹介が遅れたが、名前はアヤヘリハネナガウンカというようである。

身体と翅のバランス、それにシルエットが、コウモリのミニチュア版みたいに私には感じられた。

また、種名以外で、あまり紹介出来そうな習性や生態は見つけれなかった。

ただ生態以上に、個人的に興味惹かれる事実に行き着いたので、紹介しようと思うが、このアヤヘリハネナガウンカは、埼玉県、東京都、富山県、島根県が準絶滅危惧種に指定している。雑木林の現象が、個体数の減少の原因と考えられているようである。

私の家の周りも、最近大きな開発があり、森林伐採があった。アヤヘリハネナガウンカに出会えた事を、幸せに感じる。

ところで、話変わるが、このアヤヘリハネナガウンカを調べていて、アカハネナガウンカという種の写真を多数目にすることになった。私が、少し前にシマバエの一種として投稿している昆虫は、そのアカハネナガウンカの可能性が大きいと思った。(笑)

投稿のタイトル他の訂正をしなければなと思う。

ミスジミバエ

10日ぐらい前より、家の外灯下にこのハエと思しき昆虫が現れるようになった。

大きさは、それほど小さくなく1センチ弱ぐらいのサイズで、一番の特徴は、グリーンのサファイア・カラーをベースに様々な色に輝く複眼の美しさであろう。

名前は、調べたところ、意外と簡単にミスジミバエという種だと分かった。

同じ日に、ちょうど交尾中の個体も見たが、ここのところ、家の外灯下で、このハエをよく目にしているのは事実である。

ミスジミバエの習性としては、ミバエ(実蝿)というぐらいなので、野菜の実に産卵をして、おそらく孵化した幼虫は、その野菜の実を餌に成長してゆくのかなと考えたい。

そして、そのミスジミバエが産卵に選ぶ植物は、ウリ科の植物という事であり、自然下だとカラスウリ等が考えられ、畑に目を移せばキュウリを筆頭に色々なウリ科野菜なのかと推測する。

現時点で、私は、ウリ科野菜を育てる農家が、このミスジミバエにどれぐらい悩まされているかまでは、調べてはいない。