アオビユ

最近、近隣の里山で、こうしたヒユ科の一年草雑草が花を咲かせ始めているのによく出くわす。

名前は、少し自信がないのを認めるが、アオビユ(別名…ホナガイヌビユ)なのではと思う。

似た種に、イヌビユなるものがあるらしい(現時点で私は区別出来ていない)が、イヌビユの葉の先は割れているものが多いとの事である。

このアオビユも、南アメリカ原産の外来種である。渡来は、江戸時代後期と書いてある文献があった。因みに、葉も種子も食用に利用している国が結構あるようである。

草刈機で刈られるだけの雑草。何かしら利用価値はないものだろうか?

ヒレタゴボウ

本日、お昼休みに休憩に選んだ場所の付近を散歩。

稲穂が実る水田の中に黄色い目立つ花を咲かせる植物を発見。

近付いて写真に撮ってみた。

遠目には時季外れのタガラシか何かが咲いているのかと思ったが、近付いてみると明らかに違う。

写真を元に調べたところ、外来帰化種のヒレタゴボウという一年草だろうと思った。別名、アメリカミズギンバイ。日本での初確認は、1950年代に四国地方と言われている。

ちょうど今頃が花期のようである。ヒレタゴボウを分割すると、ヒレ(翼)のパートとタゴボウ(田牛蒡)のパートに分けれるのではと思う。

似た種にチョウジタデや、グンと珍しくなる国の準絶滅危惧種指定のウスゲチョウジタデがあるが、花弁の数や茎の色や形等から判断して、上の写真のものは、ヒレタゴボウであろう。

また、一つ花の名前を覚えてしまったな。

ヒメアトスカシバ 成虫

最近、近隣の里山で目にして、写真に撮っていた。

ハチに似てるけど、蜂ではない……直ぐに蛾の仲間であろうとの予想は付いた。確か、スカシバガ科に、こんな感じの蛾が多かった記憶があった。

調べたところ、ヒメアトスカシバという種に行き着いた。大きさは、現場で目視で確認したところ、体長2センチといったところだった。

フタオビドロバチという蜂に擬態して、天敵を威嚇しているとの事である。

幼虫は、ヘクソカズラの茎の中で育つとの事である。6月〜9月ぐらいまでの間、成虫を見られるとの事だが、私は、初めて見かけた気がする。