ワモンノメイガ 成虫

このワモンノメイガという蛾は、比較的秋遅くまで、結構普通に見かけることのできる蛾かもしれない。

これまでも、何枚も写真に撮ってきているが、どうもピントが合わなかったり、特徴であるワモン(輪紋)が、ハッキリ現れていなかったりで、投稿に使えそうな写真が撮れていなかった。

が、今回は、まぁまぁの写真が撮れた気がするので、投稿してみる。

名前は、ワモンノメイガ。大きさは、前翅長で15ミリぐらいの蛾であるが、今回の個体は、もう少し大きかった気がする。

ツトガ科のノメイガ亜科に所属する蛾であるが、ノメイガ亜科の中では、この比較的ほっそりとしたフォルムは、異色なのではないだろうか?

今回、このワモンノメイガの写真を撮った場所は、広い雑木林内であったが、大概は開けた運動場の脇や河川敷等で見かける気がする。

ここで、このワモンノメイガの幼虫が何を食べて育って来ているのかという疑問が生まれるが、これだけ普通に見られる蛾であるのに、情報は錯綜している感がある。イネ科の植物だったり、アブラナ科のほうれん草や小松菜の害虫になったり、シロツメクサで育つ等、統一感を持って整理された情報には、あまり出会わない気がする。

 おそらく、この3パターンの全てがオッケーなんじゃないかなとも予想するが、昆虫の世界では、身近に見られる昆虫でも、案外知られていない事が多いのは実際である。

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