オオクロセダカカスミカメ

数日前に我家の外灯下に来ていたカメムシの仲間である。

大きさは、とても小さく5ミリ無かったのではと思う。この手の小さなカスミカメの仲間は複数で飛来しているケースがよくあるが、この日、このカスミカメは1匹しか見かけなかった気がする。

さて、種名は、オオクロセダカカスミカメではないかと思う。類似種にヒメセダカカスミカメという種がいるとの事だが、そちらは、本種より更に小さいとの事である。流石に、その3,5ミリぐらいのサイズだと、小さ過ぎて観察しようとの気も起きない。

このオオクロセダカカスミカメと思しき小さなカスミカメを肉眼で観察した際に、上翅の後端の絶壁感と上翅の中央に向けて緩く尖り盛り上がっているのは、特徴として感じる事が出来た。この辺の特徴が、種名のセダカ(背高)で言い表したかった事なのかなと思う。

モンキコヤガ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、体長8ミリぐらいであった。種名は、ヨコヒダハマキなのではないかと思う……と一旦投稿してから、別種である事に気が付いた。

本当の種名は、モンキコヤガだと思う。

幼虫の食草は、枯葉。

ところで、先ほど、この蛾を見つけた時に、直ぐ側にもう1匹同じ蛾が居た。こうした初見の蛾が複数飛来しているケースは、他の蛾でも起きるが、蛹から羽化する日が同じ日に揃うことがよくあるという事なのであろうか?そう考えるのが、無難な気はするが…。

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2021年8月19日追記

昨晩、我家の外灯下に来ていたのも、モンキコヤガだと思う。

キイロツヅリガ 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

前翅長で1センチぐらいの蛾であった。少し手こずったが、メイガ科のツヅリガ亜科のキイロツヅリガであると分かった。

雄は雌の半分ぐらいのサイズと書いてあったページもあった。ただ、この蛾のサイズの倍だと結構大きな蛾になってしまうので、雄はこの写真の個体の半分ぐらいの大きさと解釈した方が無難かと思った。

幼虫の食草は知られていないと書かれている方が殆どだったが、緑の苔の仲間を食べると書かれている方もいた。