クロマダラツトガ? 成虫 Chrysoteuchia atrosignata (Zeller, 1877)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長9ミリぐらいだったのでは思い出す。この蛾が止まった場所が手狭で、カメラを背正面に持って行き写せなかったので、ピントがうまく合わなかったのが悔やまれる。

ただ、この写真から得られる外見的特徴から、クロマダラツトガではと思うに至った。理由は、同じ外見の蛾をクロマダラツトガとして、紹介をしている方がいて、その方の紹介に乗ろうと思ったからである。

また、クロマダラツトガとナカモンツトガは同じみたい書かれている方の言っていることも信じてみたくなった。ただ、ネット上で見るナカモンツトガの写真は、どれも白っぽく、正直クロマダラツトガと同じには見えない。

本当のクロマダラツトガに行き着けるのであろうかと、ネット情報の渦の中に飲み込まれる自分がいる。

シロアシクロノメイガ? 成虫 Omiodes tristrialis (Bremer, 1864)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。実際のところ、毎年、来ていると思う。

同じ昨晩来ていた以下の蛾も同種なのではと思いたい。

大きさは、前翅長12ミリ弱。写真に撮ると、うまく写らないが、肉眼だともうちょっと細いラインが浮かび上がって見えていた。

脚の白さは目立っていたので、シロアシクロノメイガ?として投稿したが、

種名の特定に100%の自信があるとは言い切れない投稿である。

一応、本種の幼虫の食草は知られていないようである。

イボタガ 幼虫 Brahmaea japonica Butler, 1873

最近、近隣で、この蛾の幼虫を見かけて写真に撮っていた。

この角がいっぱいある得体の知れない幼虫であるが、私はイボタガの幼虫である事は知っていた。付いていた木は、ネズミモチかトウネズミモチのどちらか?と思っているが、すぐ数メートルのところには、この蛾の名前の由来になっていると思われるイボタノキもあった。

成虫も生体では見たことはないが、この前、家の庭の掃除中に死んだ個体を見つけ写真に撮り、本ブログに投稿もしている。

幼虫もさることながら、成虫も、とても印象に残る紋様をしており、蛾が好きな人達には人気の蛾である。

一応、各都道府県が独自に定めるレッドデータでは、東京都が、絶滅危惧I類に、大阪府が準絶滅危惧種に、愛媛県が絶滅危惧Ⅱ類に指定している。

最後に、脱皮直後と思われる蛾の写真を……。