アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi (Distant, 1883)

最近、このカメムシの写真を撮っていた。

大きさは、体長18ミリぐらいあったと思う。カメムシだと大きい部類だと思う。

名前は、アカスジキンカメムシ。他に、身近で大きいカメムシだと、キマダラカメムシクサギカメムシがいるかもしれない。

このカメムシに出会うのは初めてではなく、年に数回出会うが、いつも噂ほどグッと来ないなという印象であった。

でも、本日であった個体は、素直に大きくて綺麗だと感じた。

明るいところに連れ出して一緒に撮った写真を見ると、宝石に例えられるのが、なんとなく分かる気がした。

このカメムシの生息地は、東アジアとの事である。東アジア……使えるフレーズだと思った。

クロシタシャチホコ 成虫 Mesophalera sigmata (Butler, 1877)

最近、近隣で見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、前翅長25ミリぐらい。大きい部類の蛾である。

名前は、クロシタシャチホコ。確かに、この蛾が地面で羽ばたいた時に、下翅が黒灰色をしているのは確認している。その時に、既に種名を知っていたならば、その下翅が確認できる写真を絶対に撮っていたのにと悔やまれる。

幼虫の食草は、所謂、ツバキと言われている。

ところで、この蛾は写真だと分かりづらいが、ちょっと翅の表面に筋の突起のようなものがあり、遠目にはデコボコ感がある蛾に見える。例えて言うなら、キノカワガの雰囲気に近いかもしれない。

アトモンサビカミキリ Pterolophia granulata

最近、近隣で見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、触角を入れない体長で8ミリぐらい。

草の茎にしがみ付いているのが見え隠れしていて、同所でよく見かけるオジロアシナガゾウムシなのか、なんなのか一応確認してみようと手のひらで掬ってみた。

すると、ゾウムシの仲間ではなく、カミキリムシの仲間である事が分かった。随分と寸胴な体型の小さなカミキリだなとの印象を持ったが、調べてみると、アトモンサビカミキリと判明。

あとは、似たようなサビカミキリの仲間には結構出会って来ているので、既に投稿済みかどうか確認したところ、未投稿であることも分かった。

幼虫は、各種広葉樹の枯枝等の内部を食すとの事である。

身体は、かなりデコボコしている。