オオフタホシヒラタアブ Syrphus ribesii

ヒラタアブの仲間は、既に投稿済みの種が多いであろうと、スルーしてしまうことが多いが、本日、気まぐれで写真に撮っていた種が未投稿であると分かった。

投稿しようと思う。

少しぼけちゃってるのが悔やまれる。

大きさは、13ミリぐらいだったんじゃないかなぁと思い出すのだが、自信がないのも認める。

名前は、オオフタホシヒラタアブ。

ハチモドキハナアブの一種 Primoceromyia petri (Herve-Bazin)

本日、見たことのないドロバチの仲間に出会い、写真にも撮ることが出来た。

と思っていたのだが、撮った写真を見返して、悟った。ハチじゃないハエの仲間だと………。

気がついた理由は、翅の付け根に平均棍(後翅が退化したもの)が見てとれたからである。

大きさは、体長で15ミリぐらいだったのではないだろうか。

上のような写真のハチモドキハナアブの仲間を、ざっと調べたところ、ハチモドキハナアブ、ヒサマツハチモドキハナアブ、ケブカハチモドキハナアブの3種が知られていることが分かった。そして、ハチモドキハナアブとして紹介されているものは、腰のくびれがもうちょっとメリハリがあり、頭部の黄色い小点が、上の写真のように存在しない(胸部には、黄色い斑点はある)タイプである。

そして、個人的には、上の写真の個体をケブカハチモドキハナアブとしたいところなのだが、厄介なことに、ネット上では、全く別物のケブカハチモドキハナアブが存在してしまっているのである。

こうなって来ると、どっちが本物のケブカハチモドキハナアブかという事になるが、私は、そもそも今回のハチモドキハナアブの仲間が、黒地にレモンイエローの縞紋様のドロバチの仲間に擬態していることを考慮すると、上の黒字にレモンイエローの縞が有り、脚が黒い個体をケブカハチモドキハナアブとしたいところである。

何故なら、もう一つのタイプは、脚部が茶色で、ドロバチに擬態しているようには見えないからである。もちろん、ハチモドキハナアブにも、色々なタイプのハチに擬態している系統があったりするのかもしれないが……。

エグリヅマエダシャク 成虫 春型 Odontopera arida arida (Butler, 1878)

本日、偶然、この蛾が休んでいるところを発見。写真に撮った。

大きさは、前翅長で25ミリは有りそう。前翅後端のえぐられ具合が、スタイリッシュに感じる蛾であったが、シャクガの仲間だとは思わなかった。

てっきり、ヤガ科のキリガの仲間を当たってしまった。

種名は、シャクガ科エダシャク亜科に属するエグリヅマエダシャク。

幼虫の食草は、広範囲にオッケーのようである。

過去の投稿を振り返ったら、昨年の11月10日に既投稿(エグリヅマエダシャク 秋型)であったが、その際の個体は息絶え絶えのボロボロの姿なので、再度、エグリヅマエダシャクの春型として、投稿してみた。

生息域は、国内では、本州以南、南西諸島まで。国外の生息域は、パッと簡単には辿り着かなかった。