最近、近隣で、この蛾の写真を撮っていた。
大きさは、体長7ミリぐらいで、とても小さな蛾である。
所謂、キバガの仲間(上の写真の個体も、よく見ると釣り針みたいに反り返った牙が見える)で、カザリバガ科の蛾なんだろうとの予測はしたが、種名未定の種も多い科である。
果たして、種名に辿り着けるのかと思いながら、調べ始めた。案の定、微妙に少しづつ違う紋様パターンで、種名未定の種が沢山居た。
そんな中で、カラムシカザリバという上の写真の個体に似ている種を発見。こうして、この投稿のタイトルは、カラムシカザリバとさせてもらった。
実際のところ、この日、この場所を訪れた目的は、カラムシに集まる虫(ラミーカミキリは確実にいるであろう)でも見に行くかというものだったので、そういう点では、繋がっている。ちなみに、この蛾は、クズの葉をめくったら、居た感じである。その場所には、他には、カナムグラも繁茂しており、所々に、ヨツスジヒメシンクイなんかも見ることが出来た。
さて、この蛾の幼虫は、カラムシやカナムグラなんかを食べるらしい。
ちなみに、この蛾は、ヨーロッパに多く生息している蛾のようである。ただ、ヨーロッパでは、何を食べているのかは、分からなかった。