ハラビロヘリカメムシ Homoeocerus dilatatus 2

ちょうど2週間ぐらい前に近隣で写真に撮ったカメムシの投稿をしようと思う。

別に珍しいカメムシではないので、過去にも投稿済みであるが、アップで良い写真が撮れたと思うので、再投稿してみようと思った。

大きさは、体長13ミリぐらいだったのであろうか………正直、正確なところは思い出せない。

種名は、ハラビロヘリカメムシ。腹部のひれみたいなところが、もう少し狭くて、上翅にハッキリとした点が見て取れる種に、ホシハラビロヘリカメムシという微妙に似た種もいる。

このハラビロヘリカメムシも、ホシハラビロヘリカメムシも、どちらもマメ科のクズやハギ等を好むカメムシである。

近隣では、意外と出会えるカメムシであり、出会った時の感動は、生まれない普通種である。と書きながら、ホシハラビロヘリカメムシよりは、全然出会えない印象である。

北方系のカメムシであり、今後の地球温暖化傾向の中では、生息域が狭められていくカメムシなのかもしれない。

チビスカシノメイガ 成虫 Glyphodes duplicalis (Inoue, Munroe & Mutuura, 1981)2

2週間前に我家の外灯下で撮っていた蛾の写真である。

既に投稿済みなのだが、前回の投稿の写真よりアップでまぁまぁの写真が撮れたと思うので、再投稿しようと思う。

大きさは、前翅長11ミリぐらいだった………うーん、正確には覚えていない。

種名は、チビスカシノメイガ。

幼虫は、クワやコウゾの葉を食べる。似た雰囲気の種に、スカシノメイガと、クワノメイガがいるが、近隣で私は、チビスカシノメイガしか見た記憶がない。

セジロチビキバガ? 成虫 Evippe syrictis (Meyrick, 1936)

1週間ぐらい前に、我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、体長6ミリぐらいだったと思うのだが……。

この蛾の写真を見た時に、頭部の左側に、所謂キバガの仲間の証である牙のようなものが見て取れるのには気が付いていた。ただ、キバガの仲間を当たるが、該当種を見つけられないでいた。

しかし、とうとう、この蛾と同じ姿の蛾を、セジロチビキバガとして紹介している投稿に出会った。そして、そのウェブサイトは、私は信用信頼して時々読ませて頂いてるしっかりとしたものだと感じているので、私も上の蛾をセジロチビキバガとして投稿した次第である。

そして、セジロチビキバガという種名で検索すると、白い斑以外に、上のような色合いのものや、翅の開き具合によっては、上のように見える個体も混ざっている事を確認した。

ただ、何の条件で、斑の色合いに白いのと黄色いのがあるのかを説明している投稿には出会えなかった気がする。

一応、幼虫の食草は、ウメとかモモとかサクラ等であった。所謂、バラ科の樹木である。