ヨツモンマエジロアオシャク 成虫 Comibaena procumbaria (Pryer, 1877) 2

最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。

同じ個体が、壁に止まっていた時の写真を以下に。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったと思う。

我家の外灯下で見た記憶があったので、過去の投稿を振り返ったら、2年前のの8月10日に投稿済みであった。しかし、今回の方が、全然近寄って写せた良い写真が撮れたと思うので、それらを使い、再投稿している。

種名は、ヨツモンマエジロアオシャク。

幼虫の食草は、多岐の樹木に渡っているが、この蛾の写真を撮った辺りだと、マメ科のハギなんかじゃないであろうかと推測する。

分布域は、本州以南であり、台湾や中国にも生息しているようである。

フジロアツバ 成虫 Adrapsa notigera (Butler, 1879) 2

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長で17ミリぐらいだったと思う。

窓に当たりながら、付近を飛び回っているシルエットを見る限り、最近投稿したオオシラホシアツバかなと思って眺めていたのだが、止まった瞬間に違うことが分かった。

そして、過去に一回投稿(年は変わっても大体同時期)しているフジロアツバだと、その場で分かった。

幼虫の食草は、これまた枯葉である。我家の外灯下には、枯葉生まれの蛾は多い。

上の写真で、辛うじて、オスの特徴である櫛髭状の触角が見て取れる。クルマアツバ亜科の蛾ということなので、その下唇髭の特徴(上方や後方へそり返る)が見えるようにと、サイドからの写真も一応撮ったので、以下に貼っておく。

さて、最後に、この蛾の分布を、ネット検索に学名を入れることで、試みたが、思いの外、日本以外の情報はなかった。ただ、台湾での目撃情報が上位に幾つかあったのは気になる。

ウスオビアツバモドキ 成虫 Mimachrostia fasciata( Sugi, 1982)1

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。昨晩に限らず、何回か見ている気もする。

大きさは、凄く小さくて、前翅長6ミリぐらいの蛾である。

サイズと形から、コブガの仲間である事を疑わずに調べ始めたが、該当する蛾を見つけられなかった。しかし、偶然、似たようなコブガ達と並べて、本種を紹介しているウェブサイトに出会した。

そこには、アツバモドキ科に属するウスオビアツバモドキという名で紹介されていた。ちなみに、この蛾は、以前(1982年以前?)は、ヤガ科シタバガ亜科に属するウスオビチビアツバという名だったらしい。

幼虫の食草は、現段階では、知られていないようである。

理由は定かではないが、この蛾は、愛知/岐阜ラインに目撃情報が固まっていた。小さい事もあるし、それほど目撃情報も集まっていない蛾の印象も持った。