昨晩、我家の外灯下で写真に撮った蛾の一つである。
ただ、昨日、初めて目撃したというわけではなく、時々我家の外灯下には顔を出している蛾の気がする。
大きさは、前翅長が8ミリぐらいの蛾である。
種名は、ホソオビコマルハキバガやホソオビキマルハキバガやホソオビマルハキバガといった具合に、ネット上には、3つの種名が錯綜しているが、正しいのはホソオビコマルハキバガだと思われる。
2年前に私も、同じ蛾をホソオビマルハキバガとして投稿している事を確認したが、正式種名は、ホソオビコマルハキバガ。近々、過去の投稿のタイトルを修正しておこうと思う。
ホソオビキマルハキバガという種名で紹介されている方が多いが、ネット上の情報によると、2019年に日本鱗翅学会の会報誌に、Meleonoma属(コマルハキバガ属)に属するホソオビキマルハキバガ(元々は、Acryptolechia属)だと、コマルハキバガ属に属しているのが分かりづらいという事で、この属に所属する蛾達の和名の語尾をコマルハキバガに統一したみたいな内容が書かれていた。
幼虫の食草は不明と記載される事が多い種の気がしたが、枯葉であろうと突き止めている方もいた。
生息分布の方は、国内は、本州以南……九州近海を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。