カラスヨトウ  成虫

一昨日、土曜日に近隣の森林公園のような場所を散歩中に、見つけて写真に撮っていた蛾である。

遊歩道の入り口付近にクヌギ林みたいのがあって、簡単に一本一本木肌を眺めていたら、直ぐに目に飛び込んできたのは、木化けしたコシロシタバであった。

次に、木に開いた浅い洞みたいのがあったので、覗いて見ると、中に中大型の蛾が見て取れた。そのままでは、上手く写せないので、携帯で突つくと外へ這い出してきた。慌てて飛んで逃げる事も想定していたので、予想外に写真に撮りやすい場所に現れてくれた。

そして写したのが上の写真である。

名前は、カラスヨトウというんだろうとの前知識はあったが、実際にカラスヨトウという種類の蛾であると思われる。

大きさは、前翅長25ミリぐらいの中大型の蛾である。幼虫の食草は、ヤブガラシを筆頭に、結構多岐に渡っているようである。

ちなみに、成虫は、樹液に集まるとの事である。昨年は、何回か近隣の雑木林で樹液に集まる蛾達を観察したが、その中には、このカラスヨトウは含まれていなかった。

昨年から始まった近所の自然観察であるが、このカラスヨトウよりも早くにオオシマカラスヨトウという別種には、昨夏、沢山出会った気がする。

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