最近、近隣でこのハチを見かけて写真に撮った。
既に葉の上で仰向けになり死んでおり、手で摘んでひっくり返して、背を上にして写真に撮ってみた。
大きさは、体長20ミリ弱ぐらいだった思う。腹部の異常な細さが際立つハチは多いが、その中でも細い方だと感じる。
調べたところ、コクロアナバチだと思った。似た種に、クロアナバチというのもいたが、クロアナバチの方が1センチぐらい大きいようである、
習性の方も違いがあり、どちらも直翅目のウマオイやツユムシ等の幼体を捕まえ麻酔をかけて巣穴持ち込み、自らの幼虫の餌にするところは共通しているみたいだが、コクロアナバチの巣は竹筒のようなものに作られ、一方、クロアナバチの巣穴は地面の斜面に掘られるようである。
太古に起きたであろう2種の枝分かれの背景が気になる。
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