先ほど、家から徒歩で行ける場所の外灯下で、見かけ写真に撮っていた。
実のところ、少し前に近所で見かけ写真撮影を試みていたが、ピンボケの写真しか撮れなかった。今回はと期待したが、今回もイマイチである。
大きさは、前翅長12ミリぐらいだったのではと思う。初見の蛾に逃げられずに写真に撮るのに集中してしまって、正確な大きさを記憶するのを忘れてしまった。
種名は、コテングアツバだと思う。東海地方以西で見られていた蛾であり、近年、関東地方でも見られるようになってきたとのことである。
秋に現れる蛾で、成虫で越冬との事である。幼虫の食草は知られていないとの事であるが、今のところ、この蛾を見かける範囲が限定されているので、真剣に時間をかけて突き詰めていけば、絞れるのではと思う。
さて、この蛾の分布で気になるのは、本州から九州までは納得がいく。しかし、石垣島というのには、興味が湧いてしまう。最近知った事だが、南西諸島が日本の本土と陸続きではなくなったのは、相当な昔のようである。今の今まで石垣島の亜種として独自の進化をせずに本土と同じ種のままというのが凄いと感じてしまう。
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