最近、近隣で、10メートル四方ぐらいの壁面に蝶の蛹と思われるものが、沢山付いている現場に出くわした。
その場は、たまに訪れるので、シーズンを通して、サナギが沢山ぶら下がっている壁面では無い事は知っている。
色が違う蛹を以下に、もう一枚。
蛹は調べたところ、モンシロチョウのものだと分かった。少し自信はないが、おそらく下の蛹の方がステージが進んでいるのではと思う。
この日、壁面の手の届く範囲に5個ぐらいの蛹が付いていた。中には、その直後の学びで知ったのだが、蛹化する前に寄生していたアオムシコマユバチの幼虫達が蛹になる手伝いをし、傍に寄り添うモンシロチョウの幼虫もいた。
その数から考えると、健全が5に寄生が1。寄生しているアオムシコマユバチにしてみれば、自らの数が増えていけば自ずと寄生する寄主が減って行くことに繋がる事は肌(勘?)で知っているんだろうと思う。ゆくゆくは、自分達の存続にも影響が出るはずである。どういうバランス調整を学んでいるんだろうか。気になる。
“モンシロチョウ 蛹 Pieris rapae (Linnaeus, 1758)” への1件の返信