我家のキハラゴマダラヒトリ Spilosoma lubricipeda

三日前に、我家の外灯下に来ているところを写した写真である。

腹部の色は、以下のような色合い。

この写真から得られる特徴を見る限り、近隣で見られるキハラゴマダラヒトリと同じように見える。所謂、キハラゴマダラヒトリなのかなと思う。

ただ、昨日、キハラゴマダラヒトリと思いたいのだが、お腹の色合いが、もう少し濃くて、前脚の色合いは、赤っぽく見える特徴を持つゴマダラヒトリに出会い、写真に撮った。このゴマダラヒトリは、次の投稿で紹介するつもりである。

目下、そいつが何者なのかを思案・模索中である。

ムジホソバ? 幼虫 

最近、この蛾の幼虫を見かけて写真に撮っていた。

見かけたというが、現実のところ、雑木林に転がる太めで短めの朽木をひっくり返した瞬間に、その朽木が真っ二つに割れたのである。(元々ヒビが入っていたんだと思われる。)そして、その割れた内部に、潜んでいた次第である。

大きさは3センチぐらいで、普通の蛾の幼虫に比べると寸胴でずんぐりした印象である。

直ぐに、ヒトリガ科コケガ亜科の幼虫であろうとの知識は持っていたが、このヒトリガ科の蛾の幼虫達は、成体がしっかりと分類されている割には、どの幼虫がどの成虫になるか、しっかりと結びつけられていない世界かもしれない。

ゆえに、迷宮に入りそうだったが、ある方のネット上の記事の中で、同じ見た目の幼虫をムジホソバの幼虫と紹介されている記事があり、私も、それに便乗させてもらう。

餌は地衣類だと思うが、今度は、持ち帰り飼育を試みようとも考えてたりするが、果たして、成体になるまで、育てられるか、正直自信はない。草原に住むヒトリガ科の幼虫達を飼育した経験は何回かあるのだが、思いの外、死なせてしまっているのも認める。

トビモンコハマキ 成虫 Neocalyptis congruentana

先ほど、雨降りしきる中、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

一目でハマキガの仲間だと分かり、似たようなハマキガには沢山出会ってきているので、既に投稿済みと予想していたが、確認したところ、未投稿と判明したので、投稿してみる。

大きさは、前翅長7ミリぐらいで、とても小さなハマキガである。種名にコハマキと付くのが頷ける。

名前は、トビモンコハマキ。

幼虫の食草は、不明との事である。国内の生息域は、北海道から南西諸島まで。海外は、シベリアから南アジアのインドまでとの紹介を目にした。Neocalyptis congruentanaの学名で検索したところ、国外の方の記事はヒットして来なかった。この事からも、あまり国外では注目されていない種なもではと思いたい。