昨晩、我家の外灯下に、キイロカミキリが来ていた。写真を撮ろうと屈むと、もう1匹、近くに発見。
大きさは、どちらの個体も18ミリぐらいだったのではないだろうか。
昨年から、我家の庭にいるこのカミキリの存在に気が付いたのだが、実は、ちょうど一週間前に、同じく我家の外灯下で、別の個体の写真を撮っていた。その時の写真が以下である。
全然、色合いが違うのである。胸部背側の黒い二つの紋の大きさも違う。
何が違うの?……ひょっとして雌雄の違いか?……とも考えたが、おそらく、最初の写真の明らかに煤けた感じのものは、1週間ぐらい生き延びた証というか劣化で、黄色い産毛が取れていった姿なんだと、自分の中で結論を出した。胸部背側の黒い二つの紋も、擦れて拡がったのではと考えた。
このカミキリの幼虫は、クヌギやコナラの朽木等の中で育つらしい。何年ぐらい幼虫でいるのかは、調べていない。(パッと調べても分からなかった。)
分布域は、国内では北海道から九州まで。海外の分布域は、ちょっと分からなかった。
ちなみに、東京都は独自のレッドデータで、絶滅危惧I類に指定。神奈川県も、要注目種としている。