シロジマエダシャク 成虫  Euryobeidia languidata languidata (Walker, 1862) 2

最近、近隣で、薄暗い林の中を、複数のこの蛾が飛び回っている光景に出会った。

ただ、飛び回っている主は、あらかた見当は付いていた。数回のチェイスの後、なんとか写真に撮ってみた。

大きさは、開張で4センチちょっとぐらい。

名前は、シロジマエダシャク。昨年、この蛾の存在に気がつき、なんとか写真に写したものを、昨年のほぼ同時期に投稿済みではある。

また、幼虫は、本年の春に見つけて写真に撮り投稿済みである。

さて、この幼虫の食草は、モクセイ科の樹木の葉という事だが、今回、この蛾の写真を撮ったエリアは、モクセイ科の樹木が濃く植わっていたのは確かである。

今の時点で、その樹木が何であるのか調べてないが、ネズミモチではないのは分かる。トウネズミモチかなぁと思うのだが、その木の周りを歩いている時に、少し良い香りが漂っているのである。白い蕾がいっぱい付いていたけど、ネズミモチの蕾って良い匂いするのかなぁ。(手で手繰り寄せて嗅ぐと、それ程でもなかった。)

あと、流石に常緑広葉樹が好みの蛾だけあって、暖かい地方の蛾であり、台湾、中国南東部、インド、ネパールにも生息しているようである。

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