マルキバネサルハムシ Pagria ussuriensis

最近、近隣で、この極小の昆虫の写真を撮っていた。

体長は3ミリぐらい。

撮った写真を見返した時点では、これは何であろうかという感じだったが、先ほど投稿したドウガネサルハムシを調べている時に、同じサルハムシ亜科に、上の写真のようなのがいたのが、記憶の片隅に残っていた。

ネットを使い、調べ検討した結果、マルキバネサルハムシなのではとの結論に至った。

元々は、ヒメキバネサルハムシという種名だったらしいが、このヒメキバネサルハムシが、2008年頃に本種を含めて4種に分類され直したとのことである。ちなみに、残りの3種は、ムネアカキバネサルハムシ、チビキバネサルハムシ、ツヤキバネサルハムシになる。この4種の中では、マルキバネサルハムシが一番寒さに順応した生息域になっている。

サルハムシ中、最も小さいサルハムシの一群らしい。各種マメ科の植物に寄って来るようであり、上の写真に写る葉も、クズではなかったかなと思い返している。

最後に、この個体は、私の予想では、撮影中に葉から転げ落ちて逃げる方法を選択すると踏んでいたが、予想に反して、飛翔して逃げて行った。

コメントを残す