ウスアオヨトウ 成虫 Polyphaenis subviridis (Butler, 1878)

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長18ミリちょっとぐらい。

ヤガ科ヨトウガ亜科のこの手の蛾達は、正直、種の特定が困難で、お蔵入りになっている写真も多く持っているが、今回は、種の特定まで辿り着いた。

ウスアオヨトウだと思う。

幼虫の食草は、イボタノキとのことである。

この蛾は、北海道では、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている蛾である。

国内の生息地は、北海道から九州まで。海外は、ちょっと分からなかった。

ヒロバチビトガリアツバ 成虫 Hypenomorpha calamina (Butler, 1879)

本日、家からそう遠くない近所を散策した時に、見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったと思う。

これだけ特徴的な鼻先をしていたら、ヤガ科のアツバの仲間であろうとの予測は付いたが、種名の方は、ヒロバチビトガリアツバ。

種名にチビと付いているが、そんなに小さい印象はない。

幼虫の食草は、ブナ科のナラ類とのことである。

国内での生息は、北海道から九州まで。海外の生息地は、ちょっと分からなかった。

夕暮れ時ということもあり、光量が足りないのか、どうしてもピントを合わせることが出来なかった。

ゴマダラオトシブミ Paroplapoderus pardalis (Vollenhoven)

最近、子供を迎えるまで時間がある時があり、ふと何をしようと考えた。それでは、校内にある木を、何か虫でもいないか眺めてみることにしてみた。ちょうど、満開に花穂を垂らした栗の大木があったので、栗の花に集まる虫でもいないかと見たが、ちょっと視界に飛び込んでこない。

それなら、葉も見てみようと、葉に目を向けると、直ぐにこの甲虫が目に留まった。

大きさは、体長8ミリちょっとぐらい。

容姿から、オトシブミの仲間であろうとの勘は働くが、こんな大きなオトシブミの仲間を見るのは初めてかもしれない。

ちょっとワクワクしながら調べて見ると、ゴマダラオトシブミという種と判明。

栗の木によく集まるようで、他にも同じブナ科のコナラやクヌギ等にも集まるとのことである。