最近、近隣で、この蛾を見かけ、写真に撮っていた。
大きさは、開張サイズで、15ミリぐらい。
種名は、キトガリヒメシャク。初めて見るヒメシャクである。
さて、この蛾の分布を調べようと、学名でネット検索したところ、情報がほとんど出て来ず、代わりに、Scopula emissaria (Walker, 1861)という蛾の、シノニム(学名違いの同一種)として、現在扱われている可能性を感じた。
ちなみに、同一種とされるScopula emissaria (Walker, 1861)の生息分布は、直ぐにネット上でヒットしてきて、インド南部、スリランカ、タイ南部、オーストラリア北部、カンボジア………そして、台湾、中国東岸、韓国、日本といったような環太平洋の左半分みたいなイメージである。
幼虫の食草は、ちょっと分からなかったが、暖かい地域で育つものなのは間違い無いのかなと推測する。