サツマキノメイガ 成虫  Nacoleia satsumalis (South, 1901)

二日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリぐらいだったのを覚えている。とても小さいノメイガ亜科の蛾である。

種名は、サツマキノメイガだと思うのだが……。

幼虫の食草は、分かっていないとのことである。

生息分布の方は、北海道から沖縄含む南西諸島まで。海外の分布は、ちょっと分からなかった。(殆ど認識されていなかった。)

この蛾を紹介する日本のサイトは多かったことより、国内では一般的な蛾だと思われるが、一方で海外のサイトでの紹介は、あまり充実していなかった。これが意味するものと、サツマキノメイガのサツマ(薩摩)の部分の経緯が知りたくなる蛾である。

カレハチビマルハキバガ 成虫 Tyrolimnas anthraconesa (Meyrick, 1934)  2

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリぐらいあったのではないだろうか?

種名は、マルハキバガ科のカレハチビマルハキバガ。確かに、反り返った牙が二つ見える。

種名にも入っているが、幼虫の食草は、広葉樹の枯葉である。

生息分布は、国内は、本州以南、九州辺りまで。海外の分布は、ちょっと分からなかった。

昨年の6月13日に投降済みの種であるが、全然大きな写真が撮れたので、再投稿してみた。

ビロウドカミキリ Acalolepta fraudatrix fraudatrix (Bates,1873) 2

昨晩、我家の外灯下に来ていたカミキリである。

大きさは、体長23ミリぐらい。

正面からの写真をもう一枚。

このカミキリを見つけた時の印象だが、遠目には、黒っぽい単色の分厚い上翅をしたカミキリがいるといったものだった。胸部や頭部は、普通に見えるのに、上翅部は、目視では不思議な雰囲気に見える。

それでは、写真に撮ってみようと、実際写すと、ちゃんと紋様が映り込む。ファインダー越しに、色々な角度からの構図を試していると、紋様の方が、角度によって変化している事が分かった。こう言うのって、ビロードちっくとか表現されそうと考えながら、フトカミキリ亜科(顔付きからフトカミキリの一種と分かる)を当たると、まさに、ビロウドカミキリという種である事が分かった。

実のところ、昨年の6月21日にも、本種の投稿をしており、その時は、「何がビロードなのか分からない」みたいに言及しているが、今回の出会いは、「ビロードの意味がよく分かる」に訂正させて頂きたく思う。

このカミキリの分布は、北海道から九州、国外では朝鮮半島辺りに生息しているようである。

幼虫は、各種広葉樹の朽木内で育つらしい。