クロオビリンガ 成虫 Gelastocera kotschubeji (Obraztsov, 1943)

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長12ミリぐらい。

この湾曲した上翅の外縁からして、コブガ科リンガ亜科の蛾であろうとの予測は付いたが、調べたところ、クロオビリンガという蛾だと分かった。

幼虫の食草は、クルミ科クルミ、マメ科フジ、カバノキ科ヤシャブシにサワシバ、ニレ科オヒョウ、アオイ科シナノキ等が知られているようである。

ただ、上のような植物には、少し山地性の植物も含まれるため、この蛾自体が、少し山地性の蛾の可能性を感じる。

この蛾の生息分布は、国内は、北海道から九州近海まで。海外は、ちょっと分からなかった。

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